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変形性膝関節症

高齢者の方、特に女性に多い悩みの一つに変形性膝関節症があげられます。
長年の動きの中で膝の軟骨がすり減ってしまったり無くなったりして
関節の変形や症状が現れてきます。
一番の土台である足元の踵の歪みはその上に連なるスネや膝などの骨とも
繋がっていますので歪みの影響を受けることは何度かこのブログでもお伝えしていますが、
そのことが一つの要因とも言えます。


特に女性に多いのが、膝が内向きになっている方です。
内向きになっているとなんだかしおらしい印象も受けますが、
実は足裏のアーチが崩れ歪んでいることによるものだと知ると
現代人はほとんどの方が歪みを持っているので、
とても多くの方の膝が危ないということに気づきます。
オーソティクスをオーダーいただくお客様の中にもたくさんその症状を
お持ちの方がおられます。


座って立つという動作一つでも痛みが伴うので、
外出することが億劫になってきている方も多いのですが、
オーソティクスを履くことで「動き」をサポートしてくれますので、
まず気持ちが前向きになり、あきらめない気持ちが湧いてきているのを
感じます。


実際購入頂いた方は、膝にヒアルロン酸を注入していましたが、
必要なくなった方もいらっしゃいます。
病院に行く時間やお金を他に充てることができるようになり、
活動範囲が広がったようです。


変形性膝関節症は高齢者だけの症状ではないので、油断禁物です。
スポーツによる膝の怪我をされている方や、筋トレをされている方、
過度な負荷がかかる動作をされている方はとくに気を付けて頂きたいです。
スクワットをする際にトレーナ―の方に膝の向きのアドバイスがあります。
自分では膝は正しい方向に向いていると思っていても
無意識に内向きに入っていることがよくあり、内向きのまま負荷かけてしまいますと
当然痛めてしまいます。


オーソティクスを履いている方は、筋トレの際もご使用頂いています。
足元の歪みを補正している状態で筋トレをすることで
本来の動きに沿った筋肉がついてくるので、
大人は骨を矯正することはできませんが、筋力でサポートしていくことが
期待できます。


まだまだ大丈夫、と思っていても突然そのような症状はやってくるものですので、
日頃から靴やストレッチも含め足元のケアを頭に入れているか否かで
長く続く高齢者生活をいかに快適に過ごせるかが決まってくるというのも
過言ではないなと感じます。




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