足の指使ってますか？

計測をしていると、大半の方が足の指をしっかり使わずに歩いています。
使えていない、というのが正しいかもしれません。
足のアーチが崩れていると、踵の機能がうまく使えず、
土踏まず部分を直接衝撃を受けるような歩き方になっており、
蹴りだして次の足を前に運ぶということが実際はあまりできていません。
そうすると、足指が浮いてしまったり、親指部分だけに力が入って
偏って圧がかかっています。
巻き爪や外反母趾の原因にもなりかねないのです。
また、足の指は身体のバランスを調整したり、
ふんばりができるようにしてくれるのです。
小さいパーツですがとっても重要な機能があります。
ペディキュアをされている方は足指を観察する機会があると思いますが
そうではない方は普段は靴下や靴で隠されている部分なので
爪を切るとき以外は気にも留めていないかもしれません。
顔のスキンケアに取り組むほどの熱量で見る人は少ないと思いますので、
一度じっとご自身の足指を見てください。
そして指を開いたり、閉じたり、上下にと動かしてみましょう。
指にも筋肉がありますので、使っていないと衰えてきます。
動かしているつもりが動かない、なんてこともあるかもしれません。
テレビを見ながら、お風呂につかりながら、とながらでできること
ですので足首ストレッチと合わせて動かしていきましょう。